お正月も終わり、街はいつもの風景に早変わり。違うのは、すれ違う人々の言葉が日本語ではないこと。
同じ顔をしていてもアジアには様々な言葉を始め、いろんな文化があるものなのですね。
そのことをまざまざと見せつけられた今回のレポートは、日本人には到底真似できないといわれている中国成都雑技団をご紹介したいと思います。
すらりとした身体、美しい容姿と煌びやかな衣装に見とれていると、軽快な曲に合わせていつの間にか“技”は始まっていました。
青少年のアクロバットの数々に
「お見事!」
の拍手と歓声が。
重さ7キロもある壺をまるでおもちゃのように軽々と操る技は、あとで説明されるまでプラスチックかと見紛うほど。彼等の首は一体どうなっているの?
(未だに信じられない…。)
一般人なら1人で立つのがやっと、というくらい小さな舞台の上でローラースケート。しかも2人(!)の少女がクルクルと目にも留まらぬ速さで廻りながら、素晴らしい演技を見せてくれちゃうのです。
有り得ない、考えもしない、そんなことを軽々とやってのける彼等の“技”に魅せられてしまうのは、もちろんですが、人間は限りない可能性を秘めた生きものなのだと再確認。
あんなに簡単そうにやっているのだから、もしかしたら、私にもできるかなとこっそり反り返ってみましたが、長年怠けていた体は同じ人間の体とは思えないほどガチガチに固まり、腰に激痛を感じただけ。。。
新年早々、夢と感動をいっぱいいただきました!
中国の皆さま、ありがとう♪「謝謝(シェイシェイ)」
中国成都雑技団の演目は、全部で16。1回の公演でその中から4~5演目がお披露目されています。一日3回の公演ぜ~んぶ制覇してたっぷり満喫してみてはいかが?
それではまた「再見(ツァイツェン)」
(写真・文/onko)