2007年11月15日

ハウステンボスのエンブレムの由来は?

オリジナルエンブレムは入り口で見ることも出来ます

向かい合う獅子

オランダ王室の紋章レプリカ

今日はいつもと趣向を変えてハウステンボスのエンブレム(紋章)の由来についてご紹介します。

 

皆様をお出迎えする入国棟の入り口にある、向かい合う獅子のレリーフ。これがこの街のエンブレムです。

 

このマークは、オランダ王室やアムステルダム市の紋章を参考につくられたオリジナル。

大まかに、向かい合う獅子・王冠・盾をモチーフにデザインされています。

 

現在のオランダ王室の紋章は写真右下のもので“向かいあう獅子”のモチーフはここからきています。 

獅子は“勇気”を表すとして、ヨーロッパの紋章に好んで使われています。

 

王冠は、神聖ローマ皇帝・マクシミリアン1世の標章です。ヨーロッパでは、紋章の王冠がどんなものかによって、爵位などの地位や、その家の出自などが示されていました。

 

そして盾の部分にある3つの十字は、オランダ・アムステルダム市の紋章が参考になっています。

 

ハウステンボスのエンブレムは、入国棟のほか、オランダの原産馬・フリーシアンホースが引く馬車のドアなどに見ることができます。

 

機会があれば、この街のエンブレムを見てくださいね。

 

(写真・文/白仁田 順子)