2008年4月26日

マーチングバンドフェスタ2008 長崎県立佐世保東翔高等学校

マーチングの風景

息が合う演奏

歩いて、叩いて・・・

ハウステンボスの街なかを、華やかなパフォーマンスと楽しい音楽でパレードするバンドマンたち。今年も、ゴールデンウィーク恒例となったマーチングバンドの祭典がやってきました。

 

初日、最初に登場したのは、昨年の第25回九州マーチングコンテストで金賞を受賞した長崎県立佐世保東翔高等学校。
ビネンスタッド地区バス停からパレードがスタートすると、音楽に引き寄せられるようにたくさんの人が集まりはじめました。手拍子と拍手で迎えられたバンドマンたちは、観客に応えるかのように、笑顔で広場に入っていきます。

 

 

マーチングを見ていて感じたのは「すごい!!」という驚き。ただでさえ演奏するのも大変な楽器を、手に持ち、立って、さらに動きながら全員の息をぴったりと合わせる姿は、拍手を送らずにはいられないほど。最後の決めのポーズで、帽子に手を添えて佇む姿は、高校生には見えない「かっこよさ」があり、本当に素晴らしい演奏でした。

 

 

この東翔高等学校のバンドマンたちについて、もう一つエピソードをご紹介。
次に精華女子高等学校(福岡県)のマーチングが行なわれたのですが、見学をしていた生徒たちがかけ声や手拍子、さらには、音楽に合わせ踊り始めました。周りの観客は、その楽しそうな雰囲気に誘われるように手を叩き始め、広場は何とも言えない一体感に。精華女子高等学校のマーチングの終了の際には、全員で拍手でお出迎えしていた東翔高等学校の生徒たち。

 

自分たちの演奏だけでなく、他校の演奏の際にも盛り上げ役として一役買っていた彼らは、きっと、根っからの「バンドマン」なんだろうな、と感じた瞬間でした。

 

精華女子高等学校(福岡県)のマーチングは>>次のレポートへ。

 

 

(写真・文/水上 由美)